BMW 5シリーズ NA30 オーバーヒート修理 西多摩郡瑞穂町 青梅市 羽村市 福生市 あきる野市 昭島市 武蔵村山市 所沢市 入間市 狭山市
整備・修理
メーカー名BMW
車種530i
年式2005年式
施工内容:
普段お取引のある業者様からの依頼です。車検整備をして間もないようですが、走行中にオーバーヒートの警告が出るそうです。
冷却水漏れもあるようなので一緒に点検してくれとのことで、お預かりしました。
施工の流れ
STEP1
エキスパンションタンクの交換
外観からは漏れは確認できませんが、確実にタンクのどこかから漏れています。
ラジエーターテスターで圧をかけるとかすかに(シューッと)音がします。
タンクの下側を触るとジワーット水が漏れてくることが確認できまました。
タンクは新品に交換です。
しかし、直接オーバーヒートにかかわるほどの水漏れではありません!?
STEP2
オーバーヒートの原因探究
診断機をセットしアイドリングで様子を診ます。
エンジン側のクーラントの温度が115度の時ラジエーターのOUT側の温度は76度くらいです。
しかし、電動ファンは回っていますが、ローブロアーですぐに止まってしまいます。
電動ファンかスィッチがおかしいようです!!
STEP3
電動ファンスィッチの点検・交換
電動ファンは信号を送るとHIブロアーも正常に作動します。
ファンモーターの故障ではありません。
スィッチを外し配線を取り付けたままヒーターで加熱していくと、出力温度が116度くらいまで上がったとたんに一気に75度くらいまで落ちてしまいます。
冷却水の温度が高いにも関わらず、冷えていると認識している為、電動ファンが作動せずオーバーヒートを起こしてしまったことが原因です。
新品のスィッチに交換し、無事作業は完了しました!!