VW トゥーラン タイミングチェーン交換 羽村市よりT様 西多摩郡瑞穂町 青梅市 福生市 あきる野市 日の出町 昭島市 立川市 武蔵村山市 所沢市 飯能市 入間市 狭山市
整備・修理
メーカー名フォルクスワーゲン
車種VW トゥーラン 1.4TSI
年式2010年
施工内容:
タイミングチェーンの交換
エンジンチェックランプの点灯で、P0016のコードが確認されました。エンジン始動時もガラガラと音を発します。
クランク・カムの各ポジションセンサーに誤差が出ている為です。タイミングチェーンの伸びが考えられます。
施工の流れ
STEP1
タイミングチェーンカバー脱着
タイミングチェーンのカバーを外しました。チェーンは伸びの為弛んでいることが解ります。
テンショナーもかなり飛び出ています。
STEP2
SSTにてカムシャフト位置の固定
輸入車のチェーン交換時にはそれぞれのエンジンに使用できる特殊工具が必要です。
カムシャフトの後ろ側にSSTを取り付け位置を固定します。
STEP3
ピストンの圧縮上死点を合わせます
画像ではすでに新しいチェーンを取り付けた状態ですが、チェーンの取り付けの前に圧縮上死点を付属のダイヤルゲージで確認しながら位置を決めます。
通常No1シリンダーのプラグを外しゲージをセットして出すのですが、4気筒エンジンの場合、1番と4番のピストンは同調している為4番のシリンダーにて行いました。
1番シリンダーのIGコイルを外すのにホースなど余計に外さなくてはいけないので4番の方が作業が省けます。
STEP4
チェーンを張ります。
新しいチェーンを取り付けました。チェーンテンショナーの飛び出しも半分ほどになりました。
後はクランクを時計回りにゆっくり回し、何度もタイミングの合わせの確認をして、OKならばカバーを取り付け復元作業をします。
STEP5
交換部品
チェーン・チェーンガイド・チェーンテンショナー・ガスケット・オイルシールなどを交換します。エンジンオイル&エレメントも交換しました。クーラントは補給しました。
今回はウォーターポンプはタイミング悪く半年ほど前に交換したばかりなのでネットで安いポンプを取り寄せ、ウォーターポンプのガスケットだけ交換しました。
ウォーターポンプのガスケットのみの部品供給がないので仕方ありません。やっと組んで水漏れされたらたまったもんじゃありませんから!!(ポンプ代金はこちらで負担させていただきました。)
試運転後、再度確認フォルトコードもなく完了しました!!エンジンも静かで調子よく回っています。
※ウォーターポンプの交換作業時(冷却水漏れ、異音など)にチェーンの交換も同時にお奨めします。